1モルってどのくらいの大きさ?(動物じゃなくて、もう一つのほう) - ダニエル・デュレック:英語学習ノート

TED-Ed

学習難度
744語 206語/分

動画概要:化学者が、極めて小さな粒子を数えるためにモルとアボガドロ数をどのように使うのかを解説します。この考えが認められるまでの歴史をたどり、6.02 × 10²³という巨大な数を大規模な例えでイメージしやすくしたうえで、モルをダースのような身近な数量単位と結び付けます。 主な英語学習ポイント: 1. helped lay the foundation for the atomic theory. — イディオム・比喩表現:lay the foundation forが、後の発展を可能にする「基礎を築く」というフォーマルな比喩だと理解できます。研究、発見、先行する仕事が、理論の成立や学問分野の発展につながったことを説明する際に使えるようになります。 2. If you had a mole of donuts, they would cover the entire Earth — 文法・文型:If you had..., they would...が、現実ではない仮定と、そこから想像される結果を組み合わせる形だと見抜けます。抽象的で捉えにくい数量を、視覚的で具体的な結果に置き換えて説明する際に活用できます。 3. a baker's dozen is 13, — 文化・メディア・実社会の背景:baker’s dozenは通常の12個ではなく13個を表すと学びます。買い物、食文化、歴史、日常会話に登場する、英語圏特有の数量表現を誤解せずに読み取れるようになります。

解説一覧

Okay, today we're going to talk about the mole. 話の流れ

0:17

さて、今日は「モル(mole)」について話しましょう。

話の流れ

today we're going to talk about + トピック:冒頭で話題を示す表現

Today we're going to talk about + トピックは、話し始めに使う案内表現です。Today は今回の内容であることを示し、we're going to talk about は授業や発表でこれから扱うことを聞き手に伝えます。トピックは about の後に置きます。 ここでの going to は予定している話を表しますが、この型全体には情報を整理する役割もあります。聞き手の注意を次のトピックへ向けるのです。授業、発表、会議の最初に使えます。

練習

目標のフレーズを使って授業の冒頭を完成させてください:Today we're ____ online safety.

答えを見る

going to talk about

I know what you're thinking. 意図と語調

0:19

皆さんが何を考えているか分かりますよ。

意図と語調

I know what you're thinking:聞き手の反応を先回りする表現

I know what you're thinking は、聞き手が抱きそうな質問、疑い、反応を先回りして示す会話の案内表現です。説明が聞き手との直接のやり取りのように感じられます。 話し手はふつう、状況から考えて予想しているだけで、心を読めると主張しているわけではありません。多くの場合、予想した考えを次に述べ、そのあとで答えや訂正を続けます。

練習

発表者が "I know what you're thinking: this plan sounds too simple." と言いました。発表者は何をしていますか。

  1. 返答する前に、聞き手がしそうな反応を先回りして示している。
  2. 聞くのをやめて黙って考えるよう、聞き手に求めている。
  3. すべての聞き手の個人的な考えを正確に知っていると主張している。
答えを見る

返答する前に、聞き手がしそうな反応を先回りして示している。

I know what a mole is.

0:20

「mole(モグラ)なら知っている。

It's a small furry creature that digs holes in the ground

0:21

地面に穴を掘って、

and destroys gardens.

0:23

庭を荒らす毛皮を着た小さな生き物だろう」と。

And some of you might be thinking that it's a growth on your aunt's face

0:24

あるいは、おばさんの顔にできている、

with hairs sticking out. of it.

0:28

毛が生えたイボ(ほくろ)のことだと思う人もいるかもしれません。

Well, in this case, フレーズ

0:29

しかし、今回の場合、

a mole is a concept that we use in chemistry 語彙

0:30

モルとは化学で使われる概念で、

フレーズ

in this case:現在の状況や意味に限定する表現

in this case は、「今話している状況や意味では」という意味です。後に続く内容を特定の文脈に限定し、一般的に当てはまる話として述べるのを避けます。 ここでは、mole を化学用語として理解する合図になっています。この case は「場合」や「状況」という意味で、「裁判事件」ではありません。

練習

「今話している状況や意味では」という本課の表現を使って文を完成させてください:The word bat has more than one meaning. ____, it means the flying animal.

答えを見る

In this case

to count molecules,

0:32

分子や

atoms, and just about anything extremely small. フレーズ

0:33

原子など、極めて小さなものを数えるためのものです。

語彙

a mole is a concept that we use in chemistry to count:用語とその目的を定義する型

この文は「用語 + is + 分類 + that ...」という定義の型を使っています。まず a mole を「concept」という大きな分類に入れ、関係節の that we use in chemistry でその概念を使う分野を加えています。 続く不定詞 to count は目的を示します。この型を使うと、知らない用語がどんな種類のものか、何のために使うのかを示して説明できます。ここでの mole は化学上の意味です。

練習

同じ定義の型「用語 + is + 分類 + that ... + to + 目的」を自然に使っている文はどれですか?

  1. A variable is a symbol that we use in mathematics to represent a value.
  2. In mathematics, a value may be represented by a variable.
  3. A variable is useful in mathematics because values can change.
答えを見る

A variable is a symbol that we use in mathematics to represent a value.

フレーズ

「just about anything」での just about の使い方

ここでの just about は「ほとんど」「ほぼ」という意味です。just about anything extremely small では、範囲をとても広くしますが、絶対的な言い方にはしません。つまり「極端に小さいものならほとんど何でも」という意味で、例外の可能性を残します。 Just about は、just about ten minutes や just about finished のように、数量や状態をやわらげることもできます。ここでは just と about を別々に考えて「ちょうど〜について」と解釈しないでください。

練習

「just about anything」で、just about はどのような意味ですか?

  1. 正確に、例外なく
  2. ほとんど、またはほぼ
  3. 特定の1つだけ
答えを見る

ほとんど、またはほぼ

Have you ever wondered how many atoms there are in the universe 話の流れ

0:36

宇宙や

or in your body or even in a grain of sand?

0:39

自分の体、あるいは一粒の砂の中にどれくらいの原子があるか、考えたことはありますか?

話の流れ

Have you ever wondered how many...:好奇心を引き出す質問

「Have you ever wondered how many...?」は、好奇心を引き出す導入表現です。まず聞き手に「これまでに考えたことがあるか」と問いかけ、すぐに正確な数字を答えさせるのではなく、注意を引きます。 wondered の後ろの how many atoms there are は間接疑問文なので、平叙文の語順、つまり疑問詞+主語+動詞を保ちます。直接疑問文なら How many atoms are there? となり、語順が変わります。この形は授業や講演、科学の説明の導入に使えます。

練習

wondered の後ろで平叙文の語順を使い、この間接疑問文を完成させてください:Have you ever wondered how many stars ____ in our galaxy?

答えを見る

there are

Scientists have wanted to answer that question,

0:41

科学者たちもその疑問の答えを知りたがっていましたが、

but how do you count something as small as an atom? 文法

0:43

原子のように小さなものをどうやって数えればいいのでしょうか?

文法

as small as an atom:as + 形容詞 + as の同程度比較

as small as an atom は、as + 形容詞 + as + 比較対象という形です。数えようとしているものが、原子と同じくらい小さいことを表し、ここではその極端な小ささを強調しています。 2つの as はどちらも必要です。1つ目は small の前に置き、2つ目は比較対象の an atom を導きます。形容詞と比較対象を入れ替えれば、速さや難しさなども比べられます。

練習

as + small + as を使って文を完成させてください:The sensor is ____ a grain of rice.

答えを見る

as small as

Well, in 1811 someone had an idea

0:46

そこで1811年、ある人が一つのアイデアを思いつきました。

that if you had equal volumes of gases at the same temperature and pressure, 解説

0:48

同じ温度と圧力の下で、同じ体積の気体があれば、

they would contain an equal number of particles.

0:52

それらは同じ数の粒子を含んでいるはずだというものです。

文法

if you had ... they would contain ...:仮定の条件と推論結果

ここで if you had ... は、同じ温度と圧力で気体の体積が等しいという理論上の条件を示します。They would contain ... は、その条件から予測される結果を示します。 形は if + 過去形、would + 動詞の原形です。had は気体の状況を過去の出来事にしているのではなく、would も単なる過去形ではありません。2つを組み合わせて、仮説や論理的な推論として述べています。they は、等しい体積の気体を指します。

練習

仮定の条件と結果を表す形を使います。have と travel を正しい形にして文を完成させてください:If two identical toy cars ____ equally powerful batteries, they ____ about the same distance.

答えを見る

had · would travel

語彙

equal volumes of gases ... at the same temperature and pressure:条件のすべて

Equal volumes of gases は、比べる気体の試料の体積が同じだという意味です。At the same temperature and pressure によって、温度も同じ、圧力も同じという2つの条件が加わります。 この3つの条件は、科学的な文の if 部分でひとまとまりになっています。条件を表す句は、結果が成り立つ範囲を限定します。温度や圧力を省くと、元の文より広い主張になってしまいます。

練習

強調された条件を完全に説明しているのはどれですか。

  1. 気体の体積だけが等しければよく、温度と圧力は異なってもよい。
  2. 気体の体積は異なるが、温度と圧力は同じである。
  3. 気体は体積が等しく、温度と圧力も同じである。
答えを見る

気体は体積が等しく、温度と圧力も同じである。

His name was Lorenzo Romano Amedeo Carlo Avogadro.

0:55

彼の名前はロレンツォ・ロマーノ・アメデオ・カルロ・アボガドロ。

I wonder how long it took him to sign autographs. 文法

0:59

彼がサインをするのにどれくらい時間がかかったのか気になりますね。

文法

I wonder how long it took:間接疑問の語順

I wonder how long it took... は、遠回しに好奇心を表します。I wonder は話し手が知りたい内容を導くため、直接質問するよりも、答えを求める感じが弱くなります。 この間接疑問では、how long の後は平叙文の語順 it took を使い、did it take にはしません。I wonder how long it took + 人 + to + 動詞という形で、その人が何かをするのに必要だった時間をたずねます。

練習

間接疑問として正しい語順の文を選んでください。

  1. I wonder how long took it them to build the bridge.
  2. I wonder how long did it take them to build the bridge.
  3. I wonder how long it took them to build the bridge.
答えを見る

I wonder how long it took them to build the bridge.

Unfortunately, for Avogadro,

1:01

アボガドロにとって不運なことに、

most scientists didn't accept the idea of the atom

1:02

当時のほとんどの科学者は原子の概念を受け入れておらず、

and there was no way to prove he was right. フレーズ

1:04

彼が正しいことを証明する方法もありませんでした。

フレーズ

there was no way to prove:証明する方法がなかった

there was no way to prove は、何かが本当だと示すための方法や証拠がなかったという意味です。ここで way は物理的な「道」ではなく「方法」です。 再利用できる型は there was no way to + 動詞の原形 です。he was right は、真実だと証明できなかった内容です。

練習

there was no way to を使って文を完成させてください:Without the original files, ____ verify the result.

答えを見る

there was no way to

There was no clear difference between atoms and molecules. 語彙

1:06

原子と分子の明確な違いも分かっていなかったのです。

語彙

no clear difference between A and B:区別が明確でないこと

no clear difference between atoms and molecules は、説明されている歴史上の時点で、人々がこの二つの概念の間にはっきりした境界をまだ認識していなかったという意味です。現代科学が原子と分子を同じものとして扱うという意味ではありません。 再利用できる名詞の型は difference between A and B です。no clear などの語を difference の前に置けます。A と B が比較する二つの対象なので、atoms and molecules は between の後ろにある一組として読みます。

練習

no clear difference between を使って文を完成させてください:In the blurry photos, there was ____ the two models.

答えを見る

no clear difference between

Most scientists looked at Avogadro's work as purely hypothetical フレーズ

1:09

ほとんどの科学者はアボガドロの考えを純粋な仮説とみなし、

and didn't give it much thought. 慣用句

1:12

あまり気に留めませんでした。

フレーズ

look at A as B:Aをある性質や立場のものとして捉える

ここで looked at は、実際に目で見たり調べたりすることではありません。look at A as B という形では、「AをBだと考える・判断する」という意味です。Aが評価される対象で、BがAに与えられる性質・分類・役割を表します。 この文では、Avogadro's work がA、purely hypothetical がBです。purely は hypothetical を強めており、科学者たちはその研究を確立した事実ではなく、単なる仮説として扱ったことを示します。

練習

look at A as B の形を完成させてください:The committee looked at the delay ____ a serious warning.

答えを見る

as

慣用句

didn't give it much thought:何かを十分に考えなかったことを表す

Didn't give it much thought は、「それについて注意深く、または長い時間考えなかった」という意味の決まった表現です。ここで thought は不可算名詞で、何かを検討する行為や労力を表します。give はこの表現の一部で、文字どおり何かを渡す意味ではありません。 it は前に出た Avogadro's work を指します。応用できる形は give something thought です。give it some thought は「それを考えてみる」、not give it much thought は「それにあまり注意を向けない」という意味です。

練習

「それを真剣に考えなかった」という意味の決まった表現で文を完成させてください:Maya saw the warning, but she ____ and kept walking.

答えを見る

didn't give it much thought

But it turned out he was right. フレーズ

1:14

しかし、彼が正しかったことが判明します。

フレーズ

But it turned out:後で判明した予想外の結果を導く表現

But は、後に続く内容がそれ以前の内容と対照的であることを示します。it turned out は、後になって分かった結果を導きます。この文では、以前は疑われていたものの、実際には彼が正しかったということです。 ここで turn out は「向きを変える」ではなく、「結果として~だと分かる」「~だと判明する」という意味です。後ろには節をそのまま続けることができ、that を入れることもできます:It turned out that he was right.

練習

後で判明した予想外の結果を導く、このノートの正確な表現を入れてください:Everyone thought the key was lost. ____ it was in the drawer.

答えを見る

But it turned out

By late 1860,

1:15

1860年代の終わりまでに、

Avogadro was proven correct

1:16

アボガドロの正しさが証明され、

and his work helped lay the foundation for the atomic theory. 慣用句

1:17

彼の研究は原子論の基礎を築くのに役立ちました。

慣用句

helped lay the foundation for:初期の仕事が後の進歩を支えたことを示す表現

helped lay the foundation for the atomic theory は、その研究が基礎となる考えや証拠を提供し、後の原子理論の発展を支えたという意味です。foundation は建築の比喩で、実際の土台ではなく、知識や考えの基盤を指します。 形は help + 動詞の原形なので、helped lay が正しい形です。lay the foundation for + 名詞 で、その基盤によって後に発展した理論・計画・分野を示します。helped を使うことで、その研究だけが理論全体を作ったという誇張も避けられます。

練習

「~のための基礎を作った」という意味になる、このノートの正確な表現を入れてください:Those early experiments helped ____ modern medicine.

答えを見る

lay the foundation for

Unfortunately, Avogadro died in 1856.

1:20

残念なことに、アボガドロは1856年に亡くなっていました。

Now, the thing is 話の流れ

1:23

さて、ここでの問題は、

that the amount of particles in even small samples is tremendous.

1:24

ほんのわずかなサンプルでさえ、粒子の数がとてつもなく多いということです。

話の流れ

Now, the thing is:重要な点へ話を移す

「Now, the thing is」は、話し手が前置きや背景説明から、次に重要となる事実へ話を移す合図です。ここでの now は「今」という時を表すのではなく、説明を次へ進めています。the thing is は、粒子の数が予想外に多いという点へ注意を向けます。 この文のように、後ろには that節がよく続きます。会話では that を省略することもできます。例:「The thing is, we need more time.」

練習

「Now, the thing is」を使って重要な問題を自然に導入している文はどれですか。

  1. Now we can start, and the thing is ready.
  2. Now, the thing is, we cannot afford the plan.
  3. Now the thing is on the desk next to the plan.
答えを見る

Now, the thing is, we cannot afford the plan.

For example,

1:29

例えば、

if you have a balloon of any gas at 0°C 文法

1:29

0℃、

and at a pressure of 1 atmosphere, 語彙

1:32

1気圧でどんな気体でもいいので風船に入れたとすると、

then you have precisely 602 sextillion gas particles.

1:34

そこには正確に6020垓(がい)個の気体粒子があります。

文法

if you have ... then you have:条件と結果を対応させる

「if you have ... then you have ...」は、条件とその結果を一組にします。if節で気体、温度、圧力という条件を設定し、then節でその条件のもとで得られる粒子の数を述べています。 ここでの then は、時間的な「その後」ではなく、「論理的な結果として」という意味です。普通の条件文では then を省略できることが多いですが、条件が長い場合や専門的な場合は、then があると結果を見つけやすくなります。

練習

if と then を使って条件と結果の組み合わせを完成させてください:____ the sensor detects smoke, ____ it sends a warning.

答えを見る

If · then

語彙

at a pressure of 1 atmosphere:測定された圧力条件を示す

at a pressure of 1 atmosphere は「圧力が1気圧という条件で」という意味です。at a pressure of + 数値 + 単位という形で、測定または制御された圧力条件を示します。at a temperature of 0°C のような、同じ形の条件と並べることもできます。 ここでの atmosphere は圧力の単位です。1 atmosphere(1 atm)は標準大気圧を表し、場所の「雰囲気」という意味ではありません。

練習

at a pressure of + 測定値を正しく使って科学的な条件を示している文はどれですか。

  1. The sample was tested at a pressure of two atmospheres.
  2. The sample was tested at a pressure from two atmospheres.
  3. The sample was tested in a pressure of two atmospheres.
答えを見る

The sample was tested at a pressure of two atmospheres.

That is, 話の流れ

1:38

つまり、

you have six with 23 zeros after it 語彙

1:38

容器の中には6の後にゼロが23個続く数の

particles of gas in a container.

1:41

気体粒子が入っているということです。

話の流れ

That is:より明確な言い換えを導く

この文の先頭にある That is, は「つまり」や「もっとわかりやすく言うと」という意味です。次の情報が、前の文と同じ事実を別の言い方で述べたり説明したりすることを聞き手に示します。 ここでは、大きな数の名前を、0を使った説明に言い換えています。この接続表現は情報を整理します。まず考えを示し、その後 That is, を使って、より明確または正確にします。「あの物は~です」という意味ではありません。

練習

That is, を使って最初の文を言い換えている選択肢はどれですか。

  1. The battery is rechargeable. That is, you can charge it and use it again.
  2. The battery is rechargeable. That is the battery on the table.
  3. The battery is rechargeable. That is, my phone is blue.
答えを見る

The battery is rechargeable. That is, you can charge it and use it again.

語彙

six with 23 zeros after it:数の大きさを日常的に表す言い方

“six with 23 zeros after it”は、6を書き、その右に0を23個並べるという意味です。その数は6 × 10^23です。科学的記数法を使わなくても、非常に大きな数をイメージしやすくする言い方です。 この文では、6.02 × 10^23を丸めて説明しています。正確なすべての桁ではなく、数の大きさを伝えています。

練習

8 × 10^15に対応する日常的な言い方はどれですか。

  1. eight with 15 zeros after it
  2. eight divided by 15
  3. 15 with eight zeros after it
答えを見る

eight with 15 zeros after it

Or in scientific notation,

1:42

科学的記数法で表すと、

6.02 * 10 to the 23rd particles. 語彙

1:44

6.02かける10の23乗個の粒子です。

語彙

6.02 * 10 to the 23rd:科学的記数法で累乗を読む方法

科学的記数法では、“6.02 * 10 to the 23rd”は6.02 × 10^23を表します。アスタリスクは掛け算を表し、“to the 23rd”は23が指数、つまり10を何乗するかを示す数であることを表します。 全体は“six point zero two times ten to the twenty-third”と読みます。英語では小数点以下の数字を一つずつ読むため、0.02は“zero two”です。ここでの“the twenty-third”は累乗を表し、日付や順位ではありません。

練習

このレッスンで学んだ指数の言い方を使い、序数を英単語で書いて文を完成させてください:One million is ten ____.

答えを見る

to the sixth

This example is a little misleading 話の流れ

1:47

この例は少し誤解を招くかもしれません。

because gases take up a lot of space 句動詞

1:49

なぜなら、気体の粒子は高い運動エネルギーを持っているため、

句動詞

take up a lot of space:空間を占める

gases take up a lot of space の take up は、「限りのある資源を一定量占める、または使う」という意味の句動詞です。目的語は a lot of space なので、この部分は気体が広い空間を占めることを表します。ここで take は「持ち上げる」という意味ではありません。 同じ型は、時間、保存容量、画面のスペースなど、ほかの資源にも使えます。何かがある資源を takes up する、という形です。

練習

take up を正しい形にして文を完成させてください:This cabinet ____ too much space in the kitchen.

答えを見る

takes up

due to the high kinetic energy of the gas particles フレーズ

1:51

気体は多くの空間を占め、

and it leaves you thinking atoms are bigger than they really are. 文法

1:53

原子が実際よりも大きいと思わせてしまうからです。

話の流れ

This example is a little misleading:例の限界をやわらかく示す

This example is a little misleading は、話し手が例の限界を説明する前に、その例を評価する表現です。聞き手に、例から受けるイメージをそのまま広げすぎないよう合図しています。この例は理解に役立ちますが、ある特徴が誤った結論につながる可能性があります。 ここで misleading は「誤った印象を与える可能性がある」という意味で、「意図的にうそをついている」という意味ではありません。a little は批判を和らげ、訂正をきつくではなく控えめに聞かせます。

練習

ここで This example is a little misleading は何を示していますか。

  1. 話し手は、その例が意図的なうそだと知っている。
  2. その例は音として聞き取りにくい。
  3. その例は聞き手に誤った印象を与える可能性がある。
答えを見る

その例は聞き手に誤った印象を与える可能性がある。

フレーズ

due to the high kinetic energy:due to + 名詞句

Due to は、原因を名詞句として導きます。due to the high kinetic energy では、the high kinetic energy が気体の占める空間が大きい原因です。 「結果 + due to + 名詞句」という形で使います。Due to の直後に、独自の主語と動詞を持つ完全な節を置くことはできません。その形では、because the particles have high kinetic energy のように because を使います。

練習

文を正しく完成させる選択肢はどれですか。The outdoor concert was canceled _____.

  1. due to was raining heavily
  2. due to it rained heavily
  3. due to heavy rain
答えを見る

due to heavy rain

文法

it leaves you thinking:leave + 人 + -ing 形

it leaves you thinking の leave は「去る」ではなく、「人をある状態のままにする」という意味です。形は leave + 人 + -ing 形です。you は影響を受ける人で、thinking はその結果として残る心理状態を表します。 ここでは、thinking の後に内容を表す節 atoms are bigger than they really are が続いており、that は省略できます。構造全体で、前の例によって誤った印象が生まれ、それが残ることを表しています。経験、画像、情報などが長く残る考えや反応を生む場合に応用できます。

練習

結果として残る印象を表す leave + 人 + -ing を正しく使っている文はどれですか。

  1. The one-sided review left us thought the game would be easy.
  2. The one-sided review left us to think the game would be easy.
  3. The one-sided review left us thinking the game would be easy.
答えを見る

The one-sided review left us thinking the game would be easy.

Instead,

1:56

代わりに、

think of water molecules.

1:56

水分子で考えてみましょう。

If you pour 18.01 g of water into a glass, フレーズ

1:58

コップに18.01グラムの水を注ぐとします。

フレーズ

pour ... into a glass:液体を容器の中に注ぐ

pour + liquid + into + container は、液体を容器の外から中へ移すことを表す形です。この文では、18.01 g of water が液体で、a glass が移動先です。 into は中へ向かう移動経路を示します。in は water in a glass のように、通常は場所を示します。そのため、into を in に替えると句の構造が変わり、移動先がはっきりしなくなることがあります。

練習

瓶の中への移動を明確に示す前置詞を入れてください:Pour the sauce ____ the jar.

答えを見る

into

which is 18.01 mL,

2:01

これは18.01ミリリットルで、

which is like 3 and 1/2 tsp of water, フレーズ

2:03

小さじ3杯半ほどの水ですが、

フレーズ

which is like 3 and 1/2 tsp:おおよその換算を示す

2つ目の関係節では、which は直前に述べた量を指します。Which is like 3 and 1/2 tsp は、なじみのある単位を使っておおよその換算を示し、その量がティースプーン約3杯半だと伝えています。 ここで like は「好き」という意味ではなく、「およそ」や「だいたい同じ」という意味です。書き言葉の略語 tsp は teaspoon を表します。three and a half の後では、通常は複数形の teaspoons として理解し、読み上げます。

練習

ここで which is like 3 and 1/2 tsp はどのような意味ですか?

  1. その量はティースプーン約3杯半です。
  2. 誰かがティースプーン3杯半を好きだという意味です。
  3. その量は大さじちょうど3杯半です。
答えを見る

その量はティースプーン約3杯半です。

you'll have 602 sextillion molecules of water.

2:05

そこには6020垓個の水分子が含まれています。

Since Lorenzo Romano... Never mind, 意図と語調

2:08

ロレンツォ・ロマーノ…いや、気にしないで、

Avogadro was the first one to come up with this idea, 句動詞

2:11

アボガドロがこのアイデアを最初に思いついたので、

意図と語調

Never mind:言いかけたことを取り下げる

ここでの Never mind は、自分の発言を途中で止める合図です。話し手はあることを言い始めますが、最後まで言わないことにして、すぐに要点へ移ります。「今まさに言おうとしていたことは気にしないで」という意味で、never と mind を直訳して組み合わせた意味ではありません。 会話の合図として、直前の言葉を取り下げた、またはもう重要ではないと聞き手に伝えます。

練習

言いかけたことを取り下げる、レッスンで学んだ2語の表現を入れて文を完成させてください:I was going to explain the old schedule. ____. Let's focus on today's plan.

答えを見る

Never mind

句動詞

the first one to come up with:何かを最初に思いついた人

この文の first one to come up with this は、ほかの誰よりも先にこの考えを思いついた人を表します。the first one to + 動詞の原形という形で、ある行動を最初にした人を示します。 Come up with + アイデア、解決策、答え、計画は、それを考え出す、または生み出すという意味です。with の後ろには頭で生み出したものが続きます。ここでの come up は上に移動するという意味ではありません。

練習

「最初に思いついた人」という意味になる、レッスンで学んだ表現を入れて文を完成させてください:Leo was ____ a safe plan.

答えを見る

the first one to come up with

scientists named the number 6.02 * 10 to the 23rd after him. フレーズ

2:13

科学者たちは6.02かける10の23乗という数字に彼の名を付けました。

フレーズ

name the number ... after him:人をたたえてその名前を付ける表現

name A after B は、「Bの名前を取ってAに名前を付ける」または「BをたたえてAに名前を付ける」という意味です。この文のAは6.02 × 10の23乗という数で、Bはhimです。himはアボガドロを指します。 ここでのafterは名前の由来を示します。「彼より後に」という時間の意味ではありません。

練習

name A after Bの形になるように、欠けている前置詞を入れてください:The city named the new bridge ____ a famous engineer.

答えを見る

after

It is simply known as Avogadros's number. フレーズ

2:18

単に「アボガドロ定数」として知られています。

フレーズ

is simply known as ...:名称を紹介する表現

受け身の形 be known as + 名前・呼び名・役割 は、「その名前で呼ばれる、または知られている」という意味です。誰が命名したかではなく、人々が使う名称を紹介します。 ここでsimplyは「単に、ただ」という意味です。話し手は長い数の表現から、一般的な呼び名である Avogadro's number に切り替えています。

練習

be known asを正しい形にして、現在形の文を完成させてください:The solid form of carbon dioxide ____ dry ice.

答えを見る

is known as

Now, back to the mole. 話の流れ

2:20

さて、モルの話に戻りましょう。

Not that mole. 話の流れ

2:22

あっちのmole(モグラ)ではなく、

This mole.

2:23

こっちのmole(モル)です。

話の流れ

Now, back to the mole:話を本題に戻す

Now, back to the mole は、途中に入った補足を終え、前に扱っていた話題である mole に注意を戻す口語の転換表現です。 ここで back to は場所への移動ではなく、話題への復帰を表します。Now, back to + 話題 は、「では、この話題に戻ろう」という意味で使える型です。

練習

前の話題に戻す口語表現を入れてください:We have finished the side note. Now, ____ our main question.

答えを見る

back to

話の流れ

Not that mole. This mole.:一つの意味を退け、別の意味を示す

Not that mole. This mole. は、that と this を使い、繰り返された mole の一つの解釈を退けて、意図した解釈を示しています。この文脈では、that mole はモグラや皮膚のほくろという日常的な意味を表し、this mole は化学の単位であるモルを指します。 この二つの文は、I don't mean that kind of mole; I mean this one. のような、より完全な対比を省略したものです。聞き手が共通の映像やそれまでの話から二つの意味を区別できるため、この短い訂正が成り立ちます。

練習

Not that mole. This mole. は、情報をどのように整理していますか?

  1. 話し手は mole の別の意味を退け、化学の意味を選んでいる。
  2. 話し手は mole のすべての意味がまったく同じだと言っている。
  3. 話し手はモルで測った二つの量を比較している。
答えを見る

話し手は mole の別の意味を退け、化学の意味を選んでいる。

Yep,

2:24

そうです、

this number has a second name,

2:25

この数字にはもう一つの名前があり、

the mole.

2:26

それがモルです。

Chemists use the term mole フレーズ

2:28

化学者はモルという用語を使って、

to refer to the quantities

2:29

6020垓という規模の

that are at the magnitude of 602 sextillion. 語彙

2:30

量のことについて言及します。

フレーズ

use the term X to refer to Y で用語を定義する

use the term X to refer to Y という型は、単語や呼び名が何を意味するかを定義します。ここでは mole が X に入り、refer to の後ろの名詞句が Y、つまりその用語が表す数量の概念です。 この型での refer to は「意味する」「指す」「その名前で呼ぶ」という意味です。読者に別の資料を参照するよう求めているのではありません。

練習

use the term X to refer to Y の型を使って定義を完成させてください:Astronomers use the term exoplanet ____ a planet outside our solar system.

答えを見る

to refer to

語彙

at the magnitude of 602 sextillion が表す数値の規模

この文の at the magnitude of 602 sextillion は、数値の規模、つまり数量がおよそ6.02×10^23であることを表そうとしています。科学で magnitude は、数量の数値的な大きさや値を表すことが多く、「偉大さ」や「重要性」ではありません。 意味は理解できますが、おおよその規模を表す言い方として at the magnitude of は標準的ではありません。on the order of 602 sextillion のほうが自然で、単に概数を示すなら about 602 sextillion のほうが明確です。

練習

文中の at the magnitude of 602 sextillion は何を意味していますか?

  1. 物理的な長さが約6.02×10^23単位あるという意味です。
  2. 偉大さや重要性の程度が非常に高いという意味です。
  3. 数値的な大きさは約6.02×10^23です。
答えを見る

数値的な大きさは約6.02×10^23です。

This is known as a molar quantity. 語彙

2:33

これはモル量として知られています。

語彙

a molar quantity:化学での molar

This is known as... は、直前に説明したものの正式な名称を示す表現です。ここで a molar quantity は、ある物質1モルを基準に表した量を指します。 化学の molar は、mole からできた形容詞です。molar mass のように、「1モル当たりの」または「モルに関係する」という意味でよく使われます。この文脈では「奥歯」を表す名詞の molar ではありません。

練習

例文の molar は、その量について何を示していますか。

  1. 化学で1モルに関係していることを示します。
  2. molecule の別の言い方です。
  3. 奥歯の大きさで測ることを示します。
答えを見る

化学で1モルに関係していることを示します。

Atoms and molecules are so small 文法

2:35

原子や分子はあまりにも小さいため、

that chemists have bundled them into groups called moles. フレーズ

2:37

化学者はそれらをモルというグループにまとめたのです。

文法

so small that...:程度から結果へ

so + 形容詞または副詞 + that + 節 は、ある程度が結果につながることを表します。ここでは so small が小ささの程度を表し、that が結果、つまり化学者が粒子をモルというまとまりにすることを導いています。 この形の that は接続詞であり、that book の「あの」を表す指示語ではありません。結果には、予想される結果、意外な結果、または話し手が次に説明したい状況を置けます。

練習

so...that の結果構文を使って文を完成させてください:The box was ____ heavy ____ I couldn't lift it.

答えを見る

so · that

フレーズ

have bundled them into groups called moles:それらを「モル」と呼ばれるグループにまとめる

Bundle A into groups は、多くの別々のものを集めたり整理したりして、いくつかのグループにするという意味です。ここで them は原子と分子を指します。bundle は比喩的な表現で、実際に包装するという意味ではありません。 groups called moles では、called moles が groups を修飾し、そのグループの名前を示しています。誰かが粒子に向かって呼びかけるという意味ではありません。

練習

研究者が答えを「カテゴリー」という名前のまとまりに整理した、という意味になる文はどれですか。

  1. The researchers bundled the categories into groups called answers.
  2. The researchers bundled the answers into groups called categories.
  3. The researchers called out categories while reading the answers.
答えを見る

The researchers bundled the answers into groups called categories.

Moles are hard for students to understand 文法

2:40

モルは学生にとって理解しにくいものです。

文法

hard for students to understand:学生にとって理解しにくい

「名詞 + be + hard + for someone + to + 動詞」は、示された人や集団にとって、その名詞に関わる動作が難しいことを表します。Moles are hard for students to understand では、moles が学生の理解しようとする対象で、students が難しいと感じる人です。 For students は誰にとって難しいかを示し、目的を表すものではありません。この型は easy や difficult とも使えます:This map is easy for children to read.

練習

hard、young children、read を使い、「もの + be hard + for someone + to do」の型を完成させてください:This map is ____.

答えを見る

hard for young children to read

because they have a hard time picturing the size of a mole フレーズ

2:41

なぜなら、モルや

or of 602 sextillion.

2:44

6020垓という大きさを想像するのが難しいからです。

フレーズ

have a hard time picturing:想像するのが難しい

have a hard time + 動詞の-ing形は、「何かをするのが難しい」という意味です。ここでの have a hard time picturing は、生徒がその大きさについて明確なイメージを作れないことを表します。 picture は動詞として「頭の中にイメージを描く」という意味でも使えます。ここでは実際に絵を描くことではなく、大きさ、場所、出来事、状況などを想像するのが難しいという意味です。

練習

「想像するのが難しい」という意味の、このレッスンの表現を使って文を完成させてください:I ____ how large the cave is.

答えを見る

have a hard time picturing

It's just too big to wrap our brains around. 慣用句

2:46

私たちの頭で理解するには大きすぎます。

慣用句

too ... to wrap our brains around:難しすぎて理解できない

too + 形容詞 + to + 動詞は、何かが可能または対処できる範囲を超えていることを表します。ここでの too big to ... は、その数量が非常に大きく、簡単には理解できないという意味です。 wrap one's brain around something は、「難しいことを理解する、頭で把握する」という意味の比喩的な慣用表現です。脳を物理的に包むという意味ではありません。

練習

「理解する」という意味の、このレッスンの慣用表現を使って文を完成させてください:The rules are too complicated for me to ____.

答えを見る

wrap my brain around

Remember our 18.01 mL of water?

2:49

先ほどの18.01ミリリットルの水を覚えていますか?

Well,

2:52

そう、

that's a mole of water.

2:52

あれが1モルの水です。

But how much is that?

2:54

でも、それは一体どれくらいの量なのでしょうか?

Exactly,

2:55

正確に言って、

what does 602 sextillion look like? 話の流れ

2:55

6020垓とはどんな見た目になるのでしょう?

話の流れ

What does 602 sextillion look like?:抽象的な規模を具体化する

What does 602 sextillion look like? は、書かれた数字の見た目を尋ねているのではありません。ここでの look like は「具体的で想像できる形で表す」という意味で、これほど巨大な量が身近なものに置き換えるとどの程度になるかを尋ねています。 説明の流れを作る表現として、What does ... look like? は、抽象的な考えや量について、例・イメージ・比較・観察できる目印を求める問いに変えます。次に来るのが別の計算ではなく、具体的なたとえだと聞き手に示します。

練習

企画会議で、ある人が「What does success look like for this project?」と尋ねました。何を求めていますか。

  1. プロジェクトで使う色の一覧。
  2. 英単語 success の見た目の形。
  3. どのような結果なら成功とみなせるかという具体的な説明。
答えを見る

どのような結果なら成功とみなせるかという具体的な説明。

Maybe this will help.

2:58

これでイメージしやすくなるかもしれません。

Exchange the water particles for donuts. フレーズ

3:00

水の粒子をドーナツに置き換えてみましょう。

フレーズ

Exchange A for B:AをBに替える

exchange A for B は、Aを手放す、取り除く、または使うのをやめ、代わりにBを受け取る、または使うという意味です。Aが元のもの、for の後ろにあるBが新しく入るものです。 ここでは、比較に使う対象を変えるよう指示しています。巨大な数は同じまま、水の粒子ではなくドーナツを想像します。この型は、実際の交換にも、説明のために意図的に置き換える場合にも使えます。

練習

新しく入るものを示す前置詞を入れてください:I exchanged the cracked mug ____ a new one.

答えを見る

for

If you had a mole of donuts, 文法

3:02

もし1モルのドーナツがあったら、

they would cover the entire Earth

3:03

それは地球全体を、

to a depth of 8 km,

3:05

深さ8キロメートル、

which is about 5 mi.

3:07

つまり約5マイルの厚さで覆い尽くします。

文法

If you had a mole of donuts, they would cover the entire Earth:想像上の条件と結果

ハイライト部分は、想像上の状況とその結果を表す仮定法過去の形を使っています。If you had は過去形 had で想像上の条件を示し、they would cover は would の後ろに動詞の原形 cover を置いて結果を示します。ここでの過去形は、過去の出来事を表しているわけではありません。 They は前の donuts を指します。1モルという抽象的で非常に大きな量を、「地球全体を覆う」というイメージに変えることで、その規模を理解しやすくしています。

練習

仮定の条件とその結果を正しく使っている文を選んでください。

  1. If we had a million books, they will fill the library.
  2. If we had a million books, they would fill the library.
  3. If we have a million books, they would fill the library.
答えを見る

If we had a million books, they would fill the library.

You'd really need a lot of coffee for that. 意図と語調

3:08

それには本当にたくさんのコーヒーが必要ですね。

意図と語調

You'd really need a lot of coffee for that:暗黙の必要性を表すユーモラスな言い方

You'd really need a lot of coffee for that の You'd は You would の短縮形です。ここでは、暗黙の状況を指しています。もしそのように大量のドーナツを扱わなければならないなら、非常にたくさんのコーヒーが必要になる、という意味です。For that は、直前に説明された状況を指します。 この発言は、実際にコーヒーを用意するよう勧めているのではなく、遊び心のある誇張です。コーヒーはドーナツと一緒に語られやすいため、その組み合わせが巨大な量を印象に残りやすくしています。

練習

元の文脈で、You'd really need a lot of coffee for that. はどのように理解するのが最も適切ですか?

  1. すぐにコーヒーを買うよう求める真剣な指示です。
  2. 大量のドーナツについてのユーモラスな誇張です。
答えを見る

大量のドーナツについてのユーモラスな誇張です。

If you had a mole of basketballs,

3:11

もし1モルのバスケットボールがあったら、

you could create a new planet the size of the Earth.

3:12

地球と同じ大きさの新しい惑星を作ることができます。

If you received a mole of pennies on the day you were born 文法

3:16

もし生まれた日に1モル分のペニー(1セント硬貨)をもらい、

and spent a million dollars a second フレーズ

3:18

1秒間に100万ドルずつ使い続け、

until the day you died at the age of 100,

3:20

100歳で亡くなる日まで使い続けたとしても、

you would still have more than 99.99% of your money in the bank.

3:22

銀行にはまだ99.99%以上のお金が残っているでしょう。

文法

If you received ... and spent ..., you would still have ...:長い仮定条件

この文は、1つの仮定条件を示したあとで、その結果を述べています。if節では、単純過去形の received と spent が and で結ばれ、時間や速さの詳しい情報もすべて合わさって1つの条件を作っています。主節は you would still have で始まり、仮定した場合の結果を示します。ここで would は過去の時を表しません。 still は、極端な条件を当てはめても結果が変わらず成り立つことを示します。長い条件文は、まず If と would を見つけ、そのあとで追加の動作や時間情報が条件と結果のどちらに属するかを整理します。

練習

この文の構造と意味を正しく説明しているものはどれですか。

  1. 条件に含まれるのは received だけで、spent a million dollars a second が主な結果です。
  2. would still have は、その人が100歳を過ぎてから実際に経験した出来事を伝えています。
  3. if節は2つの想像上の動作を組み合わせ、would still have はそれらの条件にもかかわらず成り立つ結果を示しています。
答えを見る

if節は2つの想像上の動作を組み合わせ、would still have はそれらの条件にもかかわらず成り立つ結果を示しています。

フレーズ

a million dollars a second:a + 時間単位で速さや割合を表す

spent a million dollars a second の a second は「1秒ごとに」という意味で、速さや割合を表します。ある特定の1秒を指しているのではありません。ここで想定されている支出の速さは毎秒100万ドルです。 形は「数量 + a/an + 単数形の単位」です。たとえば sixty miles an hour、three times a week、two dollars a kilogram があります。このような速さや頻度の表現では、a/an は多くの場合 per と同じ意味になります。

練習

per hour を意味する2語の a/an + 時間単位の語句で文を完成させてください:The train travels sixty miles ____.

答えを見る

an hour

Okay,

3:27

さて、

now we sort of have an idea how large the mole is. フレーズ

3:27

これでモルがどれほど大きいか、何となく分かったと思います。

フレーズ

now we sort of have:sort of で断定をやわらげる

now we sort of have an idea では、sort of は「だいたい」「ある程度」という意味の会話的なぼかし表現です。話し手は全体像が見えてきたと言っているのであり、その大きさを完全に正確に理解したとまでは言っていません。 ここで sort of がやわらげているのは、動詞句 have an idea です。a sort of animal のように「種類」を表す名詞 sort ではありません。

練習

“now we sort of have an idea” の sort of は何を表していますか?

  1. 話し手は、モルが特定の種類に属すると言っている。
  2. 話し手は、全体的なイメージはあるが、理解はまだ不完全だと言っている。
  3. 話し手は、その大きさを完全に正確に理解したと言っている。
答えを見る

話し手は、全体的なイメージはあるが、理解はまだ不完全だと言っている。

So, 話の流れ

3:30

では、

how do we use it?

3:30

これをどう使うのでしょうか?

話の流れ

So, how do we use it?:概念から実際の使い方へ進む

ここでの So は、説明を次の段階へ進めるための合図、つまり談話標識です。この質問が前の文から必然的に出る結果だと示すことが主な役割ではありません。 話し手はモルがどれほど大きいかを説明した後、実際の使い方へ話題を移し、次の部分のテーマを示しています。it は、直前に説明した単位の mole、つまりモルを指します。

練習

この説明で “So, how do we use it?” はどのような役割を果たしていますか?

  1. 説明を概念から実際の使い方へ進める。
  2. 前に述べたモルの大きさを訂正する。
  3. 説明が終わったことを示す。
答えを見る

説明を概念から実際の使い方へ進める。

You might be surprised to know that 意図と語調

3:31

驚くかもしれませんが、

意図と語調

You might be surprised to know that:意外な事実を導入する表現

You might be surprised to know that は、聞き手が予想していないかもしれない事実を導入します。that の後の節に、意外な情報が入ります。 might は、聞き手が驚く可能性を示すだけで、必ず驚くと決めつけてはいません。そのため、You will be surprised to know that よりも予測がやわらかく、押しつけがましくありません。

練習

意外な事実をやわらかく導入する表現を入れて文を完成させてください:You ____ some turtles can breathe through their skin.

答えを見る

might be surprised to know that

chemists use it the same way 文法

3:32

化学者たちは、私たちが

you use pounds to buy grapes,

3:34

ブドウやデリの肉、卵をポンド単位で買うのと同じように、

deli meat, or eggs.

3:35

モルを使っています。

文法

the same way ...:二つのものの使い方を比べる

chemists use it the same way you use pounds to buy... では、the same way が二つの動作をつなぎ、その機能や使い方を比べています。化学者は前に出た単位で数量を表し、買い物客はポンドで食品の数量を表します。 比較しているのは、その共通した役割だけです。二つの単位の値が同じだとも、あらゆる点で同じだとも述べていません。よく使う形は A uses X the same way B uses Y です。

練習

二つのものの機能や使い方を比べる形を正しく使っている文はどれですか?

  1. Teachers use lesson plans the same way coaches use game plans.
  2. Teachers use lesson plans, but coaches use game plans differently.
  3. Teachers' lesson plans are the same as coaches' game plans.
答えを見る

Teachers use lesson plans the same way coaches use game plans.

When you go to the grocery store,

3:37

スーパーに行ったとき、

you don't go to the deli counter and ask for 43 slices of salami. 文化背景

3:38

デリのカウンターで「サラミを43枚ください」とは言いませんよね。

文化背景

deli counter:スーパーの対面式デリ売り場

deli counter は、食料品店で店員にスライス肉やチーズなどを注文する対面式の売り場です。ここでの counter はサービス用のカウンターで、数を数える機械や動作ではありません。 米国の一般的なスーパーでは、サラミを注文に応じてスライスし、重さで販売することがあります。この背景が分かると、枚数を正確に指定するのが通常の買い方とは違う理由が分かります。

練習

この文の deli counter は何を指しますか。

  1. 売れた商品の数を数える機械
  2. 客がすべての買い物代金を払うレジ
  3. スライス肉やチーズを店員に注文する対面式の売り場
答えを見る

スライス肉やチーズを店員に注文する対面式の売り場

You buy your salami by the pound. フレーズ

3:42

サラミはポンド単位で買います。

フレーズ

buy ... by the pound:重さの単位で購入・計算する

この文の by the pound は、サラミをポンドという重さの単位で測り、値段を決めるという意味です。ここでの by は購入や価格計算の基準となる単位を示し、through という意味ではありません。 応用できる形は buy or sell something by the + 単数形の単位 です。例には by the kilogram、by the meter、by the dozen があります。実際に買う正確な量ではなく、計量や価格計算の方法を表します。

練習

by the + 単数形の単位 の形と kilogram を使って文を完成させてください:The market sells rice ____.

答えを見る

by the kilogram

When you buy your eggs,

3:44

卵を買うときは、

you buy a dozen eggs. 語彙

3:44

1ダース(12個)単位で買います。

語彙

a dozen eggs:ちょうど12個の卵

a dozen eggs の a dozen は、ちょうど12個で1組という意味なので、全体で「卵12個」を指します。dozen は数を表す単位で、漠然と「たくさん」という意味ではありません。 形は a dozen + 複数形の可算名詞です。例として a dozen eggs や a dozen pencils があります。物を12個単位で数えるときに使います。

練習

数の単位 dozen を使って、ちょうど12個を表してください:Please buy ____ eggs.

答えを見る

a dozen

When we hear the word dozen,

3:46

「ダース」という言葉を聞くと、

we probably think of the number 12.

3:47

おそらく12という数字を思い浮かべるでしょう。

We also know that a pair is two,

3:50

また、「ペア」は2つ、

a baker's dozen is 13, 文化背景

3:51

「パン屋の1ダース」は13、

文化背景

a baker's dozen:12ではなく13

A baker's dozen は、13個を表す決まった表現です。12個を表す普通の a dozen より1個多い数量です。 この名前は、昔の製パン業で品物を1個余分に入れた習慣に由来します。現在はパンや菓子だけでなく、13個で一組のもの全般を指せます。

練習

ベーグル店が「a baker's dozen of bagels.」と宣伝しています。ベーグルはいくつもらえますか。

  1. 14 bagels
  2. 12 bagels
  3. 13 bagels
答えを見る

13 bagels

a gross is 144, 語彙

3:53

「グロス」は144、

語彙

a gross:144個を表す数量単位

この文の a gross は、144個、つまり twelve dozen(12ダース)という正確な数量を表す名詞です。冠詞 a が付いているため、ここでは数量単位の意味だと分かります。 a gross of + 複数の可算名詞という形で使えます。例えば a gross of pencils です。ここでの gross は「気持ち悪い」や「総額」という意味ではありません。

練習

“A supplier packed a gross of buttons,”という文では、ボタンを何個詰めましたか?

  1. ボタン500個
  2. ボタン144個
  3. ボタン12個
答えを見る

ボタン144個

and a ream of paper is anybody? 語彙

3:54

では1連(リーム)の紙は、誰か分かりますか?

A ream is 500.

3:58

1連は500です。

語彙

a ream of paper:通常500枚を表す紙の単位

a ream of paper の ream は、数量を表す可算名詞です。一般的な事務用品の場面では、1 ream は通常500枚の紙を含みます。 形は、冠詞または数字 + ream(s) of + 紙の種類です。例:a ream of copy paper、two reams of printer paper。ream は包装単位の数量を、sheets は一枚一枚の紙を表します。

練習

「a」で始まり、標準的な500枚単位を表す、強調された3語の英語表現を入れて文を完成させてください:Please order ____ printer paper.

答えを見る

a ream of

Well,

4:00

実は、

a mole is really the same thing. 話の流れ

4:00

モルも全く同じことなのです。

話の流れ

“a mole is really the same thing”:類比をまとめる文

ここでの the same thing は、決まった数量を名前で表す身近な単位を指しています。mole は dozen などと数が同じなのではありません。同じなのは、ひとつの名前で決まった数量を表すという働きです。 説明の流れでは、話し手はまず身近な例を挙げ、その後この文で新しい用語 mole をその既知のカテゴリーに結び付けています。数が等しいという主張ではなく、類比をまとめる文です。

練習

この説明で “a mole is really the same thing” はどのような役割を果たしていますか。

  1. 1モルに含まれる数が1ダースとまったく同じだと言っている。
  2. 新しい用語 mole を、名前の付いた固定数量という身近な考えに結び付けている。
  3. 数量の単位から動物学へ話題を変えている。
答えを見る

新しい用語 mole を、名前の付いた固定数量という身近な考えに結び付けている。

For a chemist,

4:02

化学者にとって、

a mole conjures up the number 6.02 * 10 to the 23rd, 慣用句

4:03

モルとは毛皮を着た小さな動物ではなく、

not a fuzzy little animal.

4:07

6.02かける10の23乗という数字を思い起こさせるものです。

慣用句

“conjures up”:連想を頭に浮かばせる表現

この文の conjures up は「特定の考えやイメージを頭に浮かばせる」という意味です。化学者は mole という語を聞くと、すぐに 6.02 * 10 to the 23rd という数を思い浮かべます。 ここでは比喩的な表現です。魔法で何かを作り出しているわけではありません。主語 a mole が心の中の連想を引き起こし、目的語 the number 6.02 * 10 to the 23rd が連想される内容を示しています。

練習

conjure up を正しい形にして文を完成させてください:The smell of sunscreen ____ memories of summer.

答えを見る

conjures up

The only difference is that the other quantities are more familiar to us. 話の流れ

4:09

唯一の違いは、他の単位のほうが私たちにとって馴染みがあるというだけです。

話の流れ

The only difference is that...:比較を一つだけの違いに絞る

比較を示したあと、The only difference is that... は注意を一つの例外だけに絞ります。that の後ろには、その違いの内容を示す完全な節が続きます。 only は、それまでの比較を否定せず、ほかの部分が成り立つことを保ちます。つまり、ほかは引き続き比較でき、違うのはこの一点だけだと情報を整理します。

練習

二つの仕事は業務内容が同じで、勤務地だけが異なります。「違いはそれだけ」と明確に示す文はどれですか。

  1. The main difference is that Mia works from home.
  2. One difference is that Mia works from home.
  3. The only difference is that Mia works from home.
答えを見る

The only difference is that Mia works from home.

So,

4:12

さあ、

there you have it, 話の流れ

4:12

これで分かりましたね。

the story of the mole,

4:13

これがモルと、

Avogadro, basketballs,

4:14

アボガドロと、バスケットボールと、

and how to buy salami at the grocery store.

4:16

スーパーでのサラミの買い方のお話です。

話の流れ

there you have it:説明を締めくくって結果を示す

There you have it は、結果や説明の全体が提示されたことを表す決まった締めの表現です。必要な内容はもう十分に示されたと聞き手に伝えるもので、相手が何かを実際に所有しているという意味ではありません。 ここでは So がまとめに入る合図になり、there you have it の後ろの名詞のまとまりが、直前まで説明していた内容全体に名前を付けています。

練習

話し手は旅行計画の全項目を説明し終え、説明を締めくくろうとしています。最も適切な文はどれですか。

  1. Here you are—the map you asked for.
  2. There you go—keep trying and you'll get it.
  3. There you have it—the complete plan for Saturday's trip.
答えを見る

There you have it—the complete plan for Saturday's trip.