線形結合、スパン、基底ベクトル | 線形代数のエッセンス 第2章:英語学習ノート
3Blue1Brown
動画紹介:座標を基底ベクトルに作用するスカラーとして捉え、幾何学的なイメージで線形結合、張る空間、線形従属・独立、基底を説明します。 主な英語学習ポイント: 1. linear combination(語彙の意味と使用域):ベクトルをスカラー倍して足すという数学上の意味を理解し、combination を一般的な組み合わせと誤解せず定義を追えます。 2. turning two different knobs(慣用表現と比喩):各つまみを自由に変わるスカラーに対応させ、結果が直線、平面、三次元空間を作る様子を想像できます。 3. In other words,(談話・物語・修辞):抽象的な判断を同じ意味の具体的な結果へ言い換える標識を捉え、専門用語と直感的な説明を結べます。
解説一覧
In the last video, along with the ideas of vector addition and scalar multiplication, I described vector coordinates
0:11前回の動画では、ベクトルの足し算とスカラー倍の概念に加えて、ベクトルの座標について説明しました。
二つの表現の間の back and forth
ここでの back and forth は、物理的な前後運動を表しているのではありません。数の組が2次元ベクトルを表し、そのベクトルも座標の組で表し直せるという、双方向の対応を示しています。 一般に back and forth between A and B は、AとBの二つの側の間で繰り返し切り替わること、やり取りすること、または双方向に移動することを表します。
練習
この文の back and forth は、数の組と2次元ベクトルについて何を示していますか。
- 両者は物理的に前後へ動く。
- 両者は双方向に対応付けたり変換したりできる。
- 一方の表現がもう一方を永久に置き換える。
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両者は双方向に対応付けたり変換したりできる。
Now, I imagine the vector coordinates were already familiar to a lot of you,
0:23さて、皆さんの多くはすでにベクトルの座標に親しんでいると思いますが、
way to think about:新しい見方を導入する
この文の a way to think about these coordinates は、その座標を理解するための概念的な見方を意味します。話し手は物理的な道や手順の一覧ではなく、新しい思考モデルを導入しています。 a way to think about + 話題 という枠組みは、これから新しい解釈を示すと聞き手に伝えて、説明の流れを整理します。後に続く節で、その見方が重要な理由を説明できます。
練習
概念的な見方を導入する4語の目標表現で文を完成させてください:One ____ climate data is as a record of long-term patterns.
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way to think about
Be meant to describe:意図された機能
be meant to + 動詞の原形では、meant は意図された目的や機能を表します。ここでは、その数の組に、ベクトルを記述するという役割が想定されています。 この形を使うと、物にどのような役割が予定されているかを理解できます:X is meant to do Y。
練習
be meant to の形を使って文を完成させてください:This map symbol ____ show where the hospital is.
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is meant to
Think about A as B:モデルを使って考える
Think about A as B は、B という見方を使って A を理解するよう聞き手に求める表現です。ここでは、説明上、各座標をスカラーとして扱います。 この形は見方やモデルを示します。A と B があらゆる場面で同一だと断定しているわけではありません。
練習
think about ... as を使って文を完成させてください:In this model, ____ the computer network ____ a system of roads.
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think about · as
meaning think about how each one stretches or squishes vectors.
0:40つまり、それぞれがベクトルをどのように伸ばしたり縮めたりするかを考えるのです。
commonly called i-hat or the unit vector in the X direction,
0:51一般に i-hat(iハット)、またはX方向の単位ベクトルと呼ばれます。
commonly called j-hat, or the unit vector in the Y direction.
0:57一般に j-hat(jハット)、またはY方向の単位ベクトルと呼ばれます。
Now, think of the X coordinate of our vector as a scalar that scales i-hat,
1:02さて、ベクトルのX座標を、i-hatをスケーリングするスカラーとして考えてみましょう。
by a factor of 3:3倍への拡大
この文の by a factor of 3 は、引き伸ばすときの倍率を示します。それぞれの長さは元の3倍になります。元が x なら、引き伸ばした後は 3x です。 by a factor of n という形は、元の量を基準にした掛け算による変化を表します。
練習
元の量の3倍になることを表す正確な倍率表現で文を完成させてください:The new machine tripled its output, so output increased ____.
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by a factor of 3
By framing our coordinate system in terms of these two special basis vectors, フレーズ
1:47これら2つの特別な基底ベクトルを使って座標系を枠組みづけることで、
in terms of:表現の枠組みを示す
この文の in terms of は、座標系を説明するために使う枠組みを導入しています。2つの基底ベクトルは単なる話題ではなく、座標を表すための構成要素です。 一般に in terms of X は、この後の内容を考える視点、変数、または基準として X を使うことを示せます。
練習
speed と time が distance を表すための変数だと示す表現はどれですか? The formula expresses distance ___ speed and time.
- with regard to
- instead of
- in terms of
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in terms of
raise a pretty interesting and subtle point:議論する問題を持ち出す表現
raise a point では、raise は「議論のために持ち出す」、point は検討する価値のある問題や考えを意味します。ここでは、基底ベクトルの選び方から、話し手が次に詳しく考えたい問題が出てくることを示しています。 pretty interesting and subtle は、その問題への評価です。この会話的な学術表現では、pretty は「かなり」、subtle は「見落としやすい、または慎重に考える必要がある」という意味です。raise a point を使うと、注目すべき問題へ議論を移せます。
練習
「議論する問題を持ち出す」という意味の2語の英語表現を入れてください:Before we decide, I want to ____ about the cost.
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raise a point
could have chosen ... and gotten:選ばなかった過去の選択肢とその結果
Could have + 過去分詞は、過去に可能だったものの、実際には選ばなかったことを振り返る形です。ここでの could have chosen は、別の基底ベクトルを選ぶことも可能だったという意味であり、今それを選ぶ能力があるという意味ではありません。 Chosen と gotten は could have の後で並列された過去分詞です:we could have [chosen different basis vectors] and [gotten a new coordinate system]。1つの助動詞のまとまりが両方の動作にかかり、2つ目を1つ目から生じる可能性のある結果として示しています。この用法の gotten は、アメリカ英語で一般的な get の過去分詞です。
練習
過去に可能だったものの選ばなかった選択肢と、その結果を正しく振り返っている文はどれですか。
- We could have taken the earlier train and gotten there before noon.
- We should have taken the earlier train and gotten there before noon.
- We could take the earlier train and got there before noon.
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We could have taken the earlier train and gotten there before noon.
along with some other vector pointing down and to the right in some way.
2:03何らかの形で右下を向いている別のベクトルを考えてみてください。
Take a moment to think about all the different vectors that you can get
2:07どんな異なるベクトルが得られるか、少し考えてみてください。
Which two-dimensional vectors can you reach by altering the choices of scalars?
2:17スカラーの選び方を変えることで、どの2次元ベクトルに到達できるでしょうか?
The answer is that you can reach every possible two-dimensional vector,
2:24答えは、あらゆるすべての2次元ベクトルに到達できる、です。
but the association is definitely different from the one that you get
2:39しかし、その対応関係は、より標準的な i-hat と j-hat の基底を使った場合に
go into much more detail on:話題をさらに詳しく説明する
この文の go into much more detail on は、「ある話題をずっと詳しく扱う、または説明する」という意味です。go into は物理的に場所へ入ることではなく、話題を掘り下げることを表します。 something I'll go into much more detail on later という形では、something が関係節内の on の意味上の目的語です。later は、詳しい説明を後回しにすることを聞き手に示します。
練習
go into + much more detail + on を使って文を完成させてください:In tomorrow's meeting, we'll ____ the safety plan.
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go into much more detail on
describing the exact relationship between different coordinate systems,
2:49異なる座標系間の正確な関係について述べますが、
it depends on an implicit choice of what basis vectors we're using. フレーズ
2:57どの基底ベクトルを使っているかという暗黙の選択に依存しているということを。
depends on an implicit choice of what ... we're using:何を使うかという暗黙の選択に依存する
Depends on は、あることが別のことによって決まる、または影響を受けるという意味です。An implicit choice は、はっきり述べられていなくても実際に働いている選択を指します。必ずしも無作為な選択や重要でない選択という意味ではありません。 what basis vectors we're using という部分が、その隠れた選択の具体的な内容を示しています。ここでの要点は、数値による表し方が選んだ基底によって変わるため、明示されていない設定から独立していないということです。
練習
文 'The result depends on an implicit choice of coordinate system,' の 'implicit choice' はどのような意味ですか?
- 不注意に無作為で行われた選択
- 結果に影響しない選択
- 結果に影響するが、直接は述べられていない選択
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結果に影響するが、直接は述べられていない選択
So, any time that you're scaling two vectors and adding them like this,
3:02さて、このように2つのベクトルをスケーリングして足し合わせることを、
線形結合
線形結合とは、それぞれのベクトルにスカラー、つまり通常の数を掛け、その結果のベクトルを足すことです。この文では、「2つのベクトルをスカラー倍して足す」ことが用語の定義になっています。 この考え方は2つのベクトルだけに限りません。複数のベクトルの線形結合は a₁v₁ + ... + aₙvₙ の形になります。ここでの linear はこの「スカラー倍して足す」という規則を表し、空間に描かれた直線だけを意味するわけではありません。
練習
ベクトルをスカラー倍してから足すことを表す数学用語で文を完成させてください:After multiplying two vectors by scalar numbers and adding the results, you get a ____ of the original vectors.
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linear combination
have anything to do with の「関係がある」という意味
have anything to do with は、ある物事が別の物事と何らかの形で関係しているかを尋ねる表現です。Why does this have anything to do with lines? では、話し手は関係がすでに証明されたと言っているのではなく、その関係を疑っています。 形は have + anything + to do with + 名詞または話題です。疑問文や否定文の anything は、わずかな関係でもあれば該当するという意味を表します。
練習
「何らかの形で関係がある」という意味の目標表現を使って疑問文を完成させてください:Does this symbol ____ the answer?
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have anything to do with
if you fix one of those scalars and let the other one change its value freely,
3:18スカラーのうちの1つを固定して、もう1つの値を自由に変化させると、
One way I like to think about it is that:役立つ心的モデルを示す枠組み
One way I like to think about it is that は、ある事柄を理解するための個人的な捉え方を導入します。one way によって、唯一の正しい説明ではなく、考え方の一例だと示します。 is that の後ろには、その心的モデルの内容が続きます。ここでは、一方のスカラーを固定したときの図を理解の助けとして提示しています。先に役立つ視点を示し、その後の that 節で内容を述べることで、複雑な説明を整理する枠組みです。
練習
レッスンで学んだ、個人的な見方を示す正確な枠組みを使って文を完成させてください:____ a budget ____ it is a plan for your money.
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One way I like to think about · is that
Let both scalars range freely:let + 目的語 + 動詞の原形
let both scalars range freely の let は「許す」「~させる」という意味です。後ろには目的語 both scalars と動詞の原形 range が続き、to は使いません。 ここで range は動詞で、許された範囲内で変化する、または異なる値を取るという意味です。freely はどちらのスカラーも固定されていないことを示しますが、取り得る値に数学的な制限が残る場合はあります。
練習
let と range を正しい形にして指示文を完成させてください:In this experiment, ____ the pressure ____ freely while the temperature stays fixed.
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let · range
within your grasp:達成または掌握できる
within your grasp は「達成したり、手に入れたり、理解したりできる範囲にある」という意味です。何かを手でつかむ動作を、能力や支配力を表す比喩にしています。 ここでは、2つのスカラー量を適切に選べば、どの2次元ベクトルでも作れるという意味です。ベクトルが物理的に手の近くにあるという意味ではありません。
練習
“After weeks of practice, the difficult routine is within your grasp” の within your grasp はどのような意味ですか?
- その動作が物理的に手の近くにあります。
- すでにその動作を完璧に行いました。
- 今ならその難しい動作を身につけられます。
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今ならその難しい動作を身につけられます。
the tip of the resulting vector is limited to just this single line passing through the origin.
3:47得られるベクトルの先端は、原点を通るこの1本の直線上に制限されてしまいます。
line up:同じ直線上にそろう
ここで line up は「同じ直線上にそろう」という意味です。原点からその直線に沿って描かれたベクトルでは、一方がもう一方のスカラー倍になり得ます。2つが同じ向きを向く必要はありません。 この文では、人が列を作ることを表しているのではありません。応用できる中心的な考えは、別々のものの位置や並び方がそろうことです。
練習
正誤を答えてください。この幾何学的な line up の用法では、2つのベクトルが同じ直線上で反対向きでも line up と言えます。
- 誤り
- 正しい
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正しい
in which case:状況とその結果をつなぐ
in which case は「そうなった場合」または「その状況が事実なら」という意味です。ここで which が指すのは「2つのベクトルが両方ともゼロである」という可能性全体であり、直前の zero という語だけではありません。 形は「[起こり得る状況], in which case + [結果]」です。条件のように働く状況とその結果を、1つの文の中で直接つなげます。
練習
「そうなった場合」を意味する3語の関係接続表現で文を完成させてください:The road may freeze tonight, ____ the morning bus will be delayed.
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in which case
The set of all possible vectors that you can reach with a linear combination of a given pair of vectors
4:02与えられたベクトルのペアの線形結合によって到達できる、あらゆる可能なベクトルの集合を、
その2つのベクトルが張る空間:生成される集合全体
線形代数では、2つのベクトルが張る空間とは、それぞれの元のベクトルに任意のスカラーを掛け、その結果を足して作れるベクトルすべての集合です。ベクトル u と v の場合、その空間に入る各ベクトルは au + bv の形になります。 ここで reach は、物理的な空間を移動することではなく、スカラー倍と足し算によって「作り出す」という意味です。元のベクトルによって、張る空間は直線、平面、または原点だけになります。
練習
ベクトル u と v の span を正しく説明しているものはどれですか。
- a と b を任意のスカラーとしたときの、すべての au + bv の集合
- u と v の先端を結ぶ線分
- a と b を1組の値に固定して作った1つのベクトル au + bv
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a と b を任意のスカラーとしたときの、すべての au + bv の集合
the span of most pairs of 2D vectors is all vectors of 2D space,
4:16ほとんどの2Dベクトルのペアが張る空間は2D空間のすべてのベクトルですが、
their span is all vectors whose tip sit on a certain line.
4:22それらが張る空間は、先端が特定の直線上にあるすべてのベクトルとなります。
Remember how I said that linear algebra revolves around vector addition and scalar multiplication? 慣用句
4:27線形代数はベクトルの足し算とスカラー倍を中心に回っていると言ったのを覚えていますか?
revolves around:中心となる主題を示す
ここで revolves around は、「何かを中心的な主題や構成の軸にする」という意味です。線形代数は主にベクトルの加法とスカラー倍を軸に組み立てられており、何かが物理的にその周りを回っているわけではありません。 形は X revolves around Y です。X が最も依存しているもの、中心的に扱うもの、または主に論じる考え・活動・関係を Y で示します。
練習
revolve around を正しい形にして文を完成させてください:The school play ____ a girl who finds a hidden door.
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revolves around
Well, the span of two vectors is basically a way of asking,
4:32つまり、2つのベクトルが張る空間というのは、基本的には次のように問いかけているのです。
This is a good time to talk about how people commonly think about vectors as points.
4:43今が、人々がベクトルを点として一般的にどう考えるかについて話す良い機会です。
It gets really crowded to think about a whole collection of vectors sitting on a line,
4:47ベクトルの集まり全体が1本の直線上にあると考えるのは非常に窮屈ですし、
and more crowded still to think about all two-dimensional vectors all at once filling up the plane.
4:52すべての2次元ベクトルが一度に平面を埋め尽くすと考えるのはさらに窮屈です。
where, as usual, I want you thinking about that vector with its tail on the origin.
5:05その際、いつものようにベクトルの始点を原点に置いた状態で考えてください。
That way, if you want to think about every possible vector whose tip sits on a certain line,
5:10そうすれば、先端が特定の直線上にあるすべての可能なベクトルについて考えたい場合、
Likewise, to think about all possible two-dimensional vectors all at once,
5:20同様に、考え得るすべての2次元ベクトルを一度に考えるには、
So, in effect, what you'll be thinking about is the infinite flat sheet of two-dimensional space itself,
5:27そうすると、結果的にあなたが考えるのは、2次元空間自体の無限に広がる平らなシートであり、
leaving the arrows out:図から要素を省く
Leaving the arrows out は、図や考え方の中に矢印を含めないという意味です。矢印を物理的に外へ置くという意味ではなく、話し手は一時的に平らな面そのものに注目しています。 語順は leave + 省くもの + out です。何から省くのかを示すときは、of + 対象を加えます:leave the arrows out of the picture。ここで leaving... は -ing 節で、どのような見方をするのかを説明しています。
練習
leave ... out を正しい形にして文を完成させてください:To keep the list short, we are ____ the optional details ____.
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leaving · out
on its own:単独で考える
この文の on its own は「ほかのベクトルから切り離して、単独で考えると」という意味です。話し手は、ベクトルの集まりを考える前に、まず1本のベクトルだけを矢印として思い浮かべるよう促しています。 on its own には「助けを借りずに」という意味もありますが、ここではその意味ではありません。この用法の own は所有者を示すのではなく、対象がその状況で別個または独立していることを表します。
練習
on its own を「ほかの証拠から切り離して考えると」という意味で使っている文はどれですか。
- The machine developed a rhythm of its own.
- On its own, this clue does not prove the claim.
- The lawyer placed the clue on the table.
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On its own, this clue does not prove the claim.
ends up being:最終的な結果になる
Ends up being は、過程、計算、または一連の出来事を経て到達した最終結果を示します。ここでは計算の結果、ほとんどのベクトルの組が張る空間は、二次元空間全体に広がる無限の平面になることを表しています。 構造は end up + -ing 形なので、be は being になります:X ends up being Y。結果は予想どおりの場合も予想外の場合もあり、良い結果、悪い結果、中立的な結果のどれにも使えます。
練習
最終結果を表す目標の3語の表現を入れて、文を完成させてください:After all the repairs, the old bike may ____ safer than the new one.
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end up being
The idea of span gets a lot more interesting if we start thinking about vectors in three-dimensional space.
5:583次元空間のベクトルについて考え始めると、スパンのアイデアはずっと面白くなります。
if you take two vectors in 3D space that are not pointing in the same direction,
6:043次元空間で同じ方向を向いていない2つのベクトルをとった場合、
Well, their span is the collection of all possible linear combinations of those two vectors,
6:13まあ、それらが張る空間とは、これら2つのベクトルの考え得るすべての線形結合の集まりです。
meaning all possible vectors you get by scaling each of the two of them in some way
6:19つまり、それら2つのそれぞれを何らかの方法でスケーリングし、
adding the scaled vectors and following the tip of the resulting vector.
6:31スケーリングされたベクトルを足して、結果のベクトルの先端をたどるようなところを想像してみてください。
That tip will trace out some kind of flat sheet cutting through the origin of three-dimensional space.
6:35その先端は、3次元空間の原点を貫くある種の平らなシートを描き出します。
“turning two different knobs”によるパラメーターの比喩
この説明の“turning two different knobs”は比喩であり、実際のつまみがあるわけではありません。それぞれのつまみが1つのスカラーを制御し、回すとそのスカラーの値が変わると考えます。 この比喩は、入力の変化と出力の変化を対応させています。2つのスカラーの設定が変わると、スカラー倍されたベクトルとその和も変わるため、結果のベクトルの先端が動きます。調整可能なパラメーターを具体的にイメージさせる一般的な説明方法です。
練習
数学の説明で、“turning two different knobs”は何を意味すると考えられますか?
- 1つのベクトルの長さだけを選ぶこと
- 互いに独立した2つのスカラー値を調整すること
- ベクトルに取り付けられた2つの実物のつまみを回すこと
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互いに独立した2つのスカラー値を調整すること
or more precisely, the set of all possible vectors whose tips sit on that flat sheet is the span of your two vectors. 話の流れ
6:45より正確に言えば、先端がその平らなシート上にあるすべての可能なベクトルの集合が、2つのベクトルの張る空間なのです。
more precisely,:直感的なイメージから正確な定義へ
more preciselyは、役に立つものの大まかな説明を、より厳密な説明に置き換えることを示します。最初の表現では平らな面をスパンと呼び、修正後の表現では、その面上に先端があるすべてのベクトルの集合としてスパンを定義しています。 情報を2段階で整理する働きがあります。まず直感的なイメージを示し、その後で言葉の範囲を狭めたり修正したりして、定義の境界を正確にします。
練習
最も適切な表現を選んでください:“The package weighs about two kilos—or, ___, 1.86 kilos.”
- in other words
- more precisely
- for example
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more precisely
So, what happens if we add a third vector and consider the span of all three of those guys?
6:54では、3つ目のベクトルを追加して、それら3つすべての張る空間を考えるとどうなるでしょうか?
A linear combination of three vectors is defined pretty much the same way as it is for two.
7:003つのベクトルの線形結合は、2つの場合とほぼ同じように定義されます。
And again, the span of these vectors is the set of all possible linear combinations.
7:16ここでも、これらのベクトルが張る空間は、あらゆる可能な線形結合の集合です。
If your third vector happens to be sitting on the span of the first two,
7:26もし3つ目のベクトルがたまたま最初の2つのベクトルが張る空間上にあった場合、
In other words, ...:同じ結論を言い換える
In other words, は、直前の発言をより分かりやすく、または具体的に言い換える合図です。 ここでは、「張る空間は変わらない」という結論を「3番目のベクトルを加えても新しいベクトルは得られない」と言い換えています。新しい理由や例、反対意見を出しているわけではありません。
練習
同じ内容の言い換えに In other words, を使っている文はどれですか。例を導入している文ではありません。
- The store has sold out of tickets. In other words, we cannot buy any more.
- The store has sold out of tickets. For example, we cannot buy any more.
- The store has sold out of tickets. However, we cannot buy any more.
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The store has sold out of tickets. In other words, we cannot buy any more.
it's almost certainly not sitting on the span of those first two.
7:45それはほぼ間違いなく最初の2つの張る空間上にはありません。
unlocks access to:新しい可能性を開く
Unlocks access to は、以前は利用できなかった可能性の範囲に到達できるようにする、という比喩表現です。 ここでの it は新しい独立したベクトルを指します。それを加えると、線形結合によってすべての3次元ベクトルに到達できます。実際の鍵やアカウントの権限の話ではありません。
練習
変化によって新しい選択肢が利用可能になることを表す unlocks access to の使い方はどれですか。
- The new certificate prevents students from applying for jobs that require specialized training.
- The new certificate unlocks access to jobs that require specialized training.
- The new certificate gives information about jobs that require specialized training.
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The new certificate unlocks access to jobs that require specialized training.
One way I like to think about this is that as you scale that new third vector,
7:55私の好きな考え方の1つは、その新しい3つ目のベクトルをスケーリングするにつれて、
at your disposal:自由に使える
at your disposal は、必要に応じて使ったり、自由に扱ったり、選んだりできる状態を表します。この文では、3つのスカラーが使える資源です。それぞれの値を変えることで、3次元空間内の位置に届くようにします。 この表現は simply have よりも「実際に活用できる」ことを強く示し、ややフォーマルです。ここで disposal は「捨てること」や「ごみ処理」という意味ではありません。
練習
「自由に使える」という意味の3語の表現を入れて文を完成させてください:You have several research tools ____.
答えを見る
at your disposal
Now, in the case where the third vector was already sitting on the span of the first two,
8:16さて、3つ目のベクトルがすでに最初の2つの張る空間上にあった場合、
redundant:新しいものを何も加えない
Redundant は、新しい機能、情報、結果を何も加えないため不要である、という意味です。この文では、少なくとも1つのベクトルを取り除いても張る空間が小さくならないため、そのベクトルは redundant です。 技術的な文脈では、2つのものが同じ形に見えるかどうかが基準ではありません。あるベクトルがほかと異なっていても、そのベクトルの働きを残りのベクトルだけですべて作れるなら、redundant になり得ます。
練習
“This fourth vector is redundant.” の redundant はどのような意味ですか?
- 反対の方向を向いています。
- 張る空間を少しも広げません。
- ほかのベクトルより長くなければなりません。
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張る空間を少しも広げません。
Whenever this happens, where you have multiple vectors and you could remove one without reducing the span,
8:30複数のベクトルがあり、スパンを縮小することなくそのうちの1つを取り除くことができるような事態が発生したときはいつでも、
the relevant terminology is to say that they are linearly dependent. 語彙
8:35関連する用語として、それらは「線形従属」であると言われます。
linearly dependent:ベクトルの集まりの線形従属性
linearly dependent は、日常的な「依存」ではなく、ベクトルの集まり全体の性質を表します。その集まりには重複する役割があり、少なくとも1つのベクトルは、ほかのベクトルをスカラー倍して足すことで作れます。 同じことを調べる別の方法は、あるベクトルを取り除いても張る空間が変わらないかを見ることです。式では、すべてが0ではない係数が存在して c1v1 + ... + cnvn = 0 となります。
練習
集合に v1、v2、v3 が含まれ、v3 = 2v1 - v2 です。英語の結論を完成させてください:The vectors are ____.
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linearly dependent
can be expressed as a linear combination of the others:ほかのベクトルの線形結合として表す
Can be expressed as a linear combination of the others は、技術的な説明で使う受動態のパターンです。X can be expressed as Y は、X を Y という形で表せるという意味です。ここでは、ほかのベクトルを適切なスカラー倍にして足し、目的のベクトルを作ります。 構造は [vector] + can be expressed as + a linear combination of + [other vectors] です。as は数学的な形を導き、of はその線形結合を作るために使うベクトルを示します。
練習
対象の受動態を使って英文を完成させてください:The vector v ____ a linear combination of u and w.
答えを見る
can be expressed as
対比を示す On the other hand
On the other hand は、説明が比較の対照的な側へ移ることを聞き手に示します。ここでは、あるベクトルが張る空間を広げない先のケースに対して、すべてのベクトルが新しい次元を加えるケースを導入しています。 この表現は、二つの異なる条件とその結果を整理します。まず一方のケースを考え、次にもう一方を見るという流れです。文字どおりの「もう一方の手」ではなく、単に次の手順を示す表現よりも具体的です。
練習
比較を最も適切に完成させる接続表現はどれですか。“One plan is cheaper. _____, the other plan will last much longer.”
- On the other hand
- Then
- In addition
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On the other hand
does add の強調を表す does
does add の does は、助動詞 do の強調形です。強調しない普通の文は each vector adds another dimension です。does を加えると、その動作が実際に起こることを強く示し、疑いに答えたり別のケースと対比したりできます。 does の後には adds や added ではなく、原形の add を使います。does が現在時制と単数主語 each vector との一致を担い、add が主な意味を表します。この文では really がさらに強調を加えていますが、強調の does は really がなくても使えます。
練習
add の強調された現在形を使って訂正文を完成させてください。“You said this change has no effect, but it ____ value.”
答えを見る
does add
linearly independent(線形独立)
線形代数では、どのベクトルも残りのベクトルの線形結合として表せないとき、そのベクトル群は線形独立です。言い換えると、各ベクトルに数を掛けて足し、零ベクトルにする方法が、すべての係数を0にする場合しかありません。 この文では、各ベクトルが張る空間に新しい方向を加えるため、余分なベクトルがありません。ここでの independent は人の自立ではなく、この数学的な関係を表します。
練習
2語からなる線形代数の用語で文を完成させてください:Because no vector in the set can be written as a linear combination of the others, the vectors are ____.
答えを見る
linearly independent
So, with all of that terminology and hopefully with some good mental images to go with it,
9:06さて、これらすべての専門用語と、うまくいけばそれに伴う良い心のイメージを持ったところで、
let me leave you with a puzzle(最後に考える問題を残す)
leave someone with something は、終わりに質問、考え、感情、課題などを相手に残し、その後も心にとどめてもらうことを表します。ここでは、話し手が授業を終える前に、聞き手が引き続き考えるための問題を出しています。 Let me によって、話の切り替えが柔らかく会話的になります。ここでの leave は物理的に立ち去るという意味ではなく、聞き手の心に何が残るかに焦点を当てています。
練習
「考え続けてもらうものを相手に残す」という意味の3語のパターンで締めの文を完成させてください:Let me ____ one final question.
答えを見る
leave you with
The technical definition of a basis of a space is a set of linearly independent vectors that span that space. 語彙
9:12空間の「基底」の専門的な定義は、その空間を張る線形独立なベクトルの集合です。
空間の基底:線形独立で空間全体を張ること
線形代数で、空間の基底とは、2つの条件を満たすベクトルの集合です。ベクトルが線形独立であり、それらの線形結合が空間全体を張る必要があります。of a space は、どのベクトル空間について述べているかを示します。 2つの条件はどちらも必要です。空間を張るとは、その集合から空間内のすべてのベクトルを作れるということです。線形独立とは、余分なベクトルがないということです。この2条件がそろうと、空間内の各ベクトルは、基底ベクトルの線形結合としてただ1通りに表せます。ここでの basis は専門用語であり、日常的な「出発点」や「根拠」という意味ではありません。
練習
どの集合がベクトル空間の基底ですか。
- 線形従属なベクトルを含むことがある生成系
- 線形独立で、空間全体を張る集合
- 空間全体を張らなくてもよい任意の線形独立な集合
答えを見る
線形独立で、空間全体を張る集合
and given your current understanding of the words span and linearly independent,
9:24そしてあなたが今持っているスパンと線形独立という言葉の理解を踏まえて、